チラシデザインの料金相場を徹底解説!費用内訳から依頼先選びのポイントまで
「新商品の告知をしたい」「イベントの集客を増やしたい」「地域活動への参加を呼びかけたい」…様々な目的で活用されるチラシ。しかし、いざ作成しようとすると、「デザイン費用はどれくらいかかるの?」「どこに頼めばいいの?」といった疑問にぶつかる方も多いのではないでしょうか。チラシのデザイン料金は、様々な要因によって大きく変動します。適正な価格で、目的を達成できるチラシを作成するためには、まず料金相場とその内訳を知ることが重要です。
この記事では、チラシデザインの料金を左右する要素から、依頼先ごとの特徴、費用を抑えるためのヒントまで、詳しく解説します。
チラシデザインの料金を左右する主要な要因
チラシデザインの料金は、一律ではありません。以下の要素が複合的に絡み合い、最終的な費用が決まります。
チラシのサイズ
チラシのサイズが大きいほど、デザインする面積が広がり、必要な情報量やデザイン要素も増えるため、料金は高くなる傾向があります。一般的なA4サイズと、ポスターとしても利用されるB3サイズでは、デザインにかかる手間が大きく異なります。
片面 or 両面印刷
当然ながら、両面にデザインを施す場合は、片面のみの場合と比べてデザイン作業量が約2倍近くになるため、料金も高くなります。一般的には、片面料金の1.5倍~2倍程度が目安とされていますが、デザインの内容によって変動します。
カラー or モノクロ印刷
フルカラー印刷は、モノクロ印刷に比べて使用する色数が多く、デザインの表現の幅も広がるため、デザイン料金が高くなるのが一般的です。ただし、デザインの複雑さによっては、モノクロでも高度な表現が求められる場合もあります。
デザインの複雑さ
シンプルな文字中心のデザインと、写真やイラストを多用し、凝ったレイアウトのデザインでは、制作にかかる時間とスキルが大きく異なります。デザインの要望が複雑になればなるほど、料金は上がります。コンセプト設計から依頼する場合や、オリジナルのイラスト作成、複雑な図版作成などが必要な場合は、さらに費用が加算されます。
印刷部数
デザイン料金自体は印刷部数に直接影響しませんが、「印刷料金」は部数によって大きく変動します。少部数の場合は単価が高くなり、大部数になるほど単価は下がります。デザインと印刷をセットで依頼する場合、総額の見積もりにおいて印刷部数は重要な要素となります。
用紙の種類
チラシに使用する用紙の種類も料金に影響します。一般的なコート紙やマットコート紙に比べ、特殊な加工が施された用紙や、厚手の用紙などは高価になります。用紙の質感はチラシの印象を左右するため、目的に合わせて選定することが重要ですが、予算とのバランスも考慮しましょう。
印刷の加工
折り加工(二つ折り、三つ折りなど)、PP加工(光沢やマットな質感を与えるフィルム加工)、型抜き加工など、特殊な加工を施す場合は、別途加工費用が発生します。デザイン段階からこれらの加工を考慮に入れる必要がある場合、デザイン料金にも影響することがあります。
【サイズ別】チラシデザインの料金相場
ここでは、一般的なチラシサイズにおける「デザインのみ」の料金相場(目安)をご紹介します。印刷費用は含まれていませんのでご注意ください。また、料金は依頼先やデザインの内容によって大きく変動します。
A4サイズ(210mm × 297mm)
最も一般的なサイズで、用途も幅広いです。
片面カラー: 40,000円 ~ 80,000円程度
両面カラー: 80,000円 ~ 150,000円程度
B5サイズ(182mm × 257mm)
A4より一回り小さく、配布しやすいサイズです。
片面カラー: 3,0000円 ~ 70,000円程度
両面カラー: 50,000円 ~ 130,000円程度
B3サイズ(364mm × 515mm)
比較的大きなサイズで、新聞折込やポスター用途にも使われます。デザイン面積が広いため、料金は高めになります。
片面カラー: 50,000円 ~ 150,000円程度
両面カラー: 80,000円 ~ 250,000円程度
※注意点: 上記はあくまで目安の金額です。デザインの複雑さ、修正回数、納期、依頼先のスキルや実績によって料金は大きく変動します。
チラシデザインの依頼先:料金相場と特徴
チラシデザインを依頼できる先は、主に以下の3つです。それぞれに特徴と料金相場が異なりますので、目的や予算に合わせて選びましょう。
デザイン制作会社
ヒアリングからコンセプト設計、デザイン制作、場合によっては印刷手配までトータルで依頼できます。高いクオリティと、マーケティング視点を取り入れた提案力が期待できます。ブランディングやシリーズ展開なども得意です。
【料金相場】比較的高め。A4片面で50,000円~数十万円程度。クオリティや付加価値を重視する場合に適しています。
【メリット】高品質、企画・提案力、手厚いサポート。
【デメリット】費用が高め、制作に時間がかかる場合がある。
印刷会社
主に印刷を請け負う会社ですが、多くの場合デザイン部門も持っており、デザインから印刷まで一貫して依頼できます。豊富な印刷知識に基づいた提案や、セット料金による割安感が魅力です。テンプレートデザインを用意している会社も多くあります。
【料金相場】デザイン制作会社よりは安価な傾向。A4片面(デザイン+印刷)で数万円~十数万円程度(部数による)。デザインの自由度は制作会社に劣る場合もありますが、コストパフォーマンスに優れます。
【メリット】デザインから印刷までワンストップ、比較的安価、印刷に関する知識が豊富。
【デメリット】デザインの自由度や提案力が限定的な場合がある。
フリーランスデザイナー
個人で活動しているデザイナー。クラウドソーシングサイト(ランサーズ、クラウドワークスなど)や個人のウェブサイト、紹介などを通じて依頼できます。直接やり取りできるため、柔軟な対応が期待できます。スキルや実績、得意分野は多岐にわたります。
【料金相場】幅広い。A4片面で数万円程度。経験豊富なデザイナーや人気のデザイナーは高めになりますが、比較的安価に依頼できるケースも多いです。
【メリット】比較的安価、直接やり取りできる柔軟性、特定のテイストに強いデザイナーを探せる。
【デメリット】スキルや実績の見極めが重要、品質にばらつきがある可能性、連絡や進行管理が自己責任となる場合が多い。
チラシデザイン費用を抑えるためのヒント
最後に、チラシデザインの費用を少しでも抑えるためのヒントをいくつかご紹介します。
事前にデザインのイメージを具体的に固めておく
具体的なイメージがあれば、デザイナーとのコミュニケーションがスムーズになり、修正回数を減らすことができます。
掲載する写真やイラスト、テキスト原稿を事前に用意する
素材を自分で用意することで、撮影費や原稿作成費を削減できます。
納期に余裕を持って依頼する
納期に余裕があれば、通常料金で依頼できる可能性が高まります。
修正回数をできるだけ減らす
最初の打ち合わせでしっかりと要望を伝え、認識のずれをなくしましょう。
テンプレートを活用する
テンプレートを利用することで、デザイン費用を抑えることができます。
複数の業者から見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、適正な価格で依頼できる業者を見つけることができます。
印刷部数を慎重に検討する
必要以上に多く印刷しないように、配布計画をしっかりと立てましょう。
シンプルなデザインにする
デザインが複雑になるほど費用は高くなるため、シンプルなデザインで効果的なチラシを目指しましょう。
チラシデザインはSETOにお任せください
チラシデザインは、効果的なマーケティング戦略において重要な役割を果たします。SETOでは、長年培ってきたポスティングサービスのノウハウを活かし、ポスティングに最適化されたデザインをご提供しています。反響率を重視したレイアウトと内容にこだわり、何度でも修正可能な柔軟な対応を行っています。
また、デザインから印刷、ポスティングまでをワンストップで対応し、一貫したサービスを提供しています。自社デザイナーによる高品質な制作で、外注は一切行っておりません。チラシデザインの料金は、A4サイズ片面で50,000円(税込55,000円)、両面で95,000円(税込104,500円)となっております。
その他のサイズや詳細については、お気軽にお問い合わせください。
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