「とりあえず」でチラシを作っても効果が出ない理由│ジップロックの乾かし方から学ぶデザイン

「せっかくチラシを作ったのに、思ったように効果が出ない…」
そんな経験はありませんか?

実はこれ、ジップロックを干すときと同じなんです。
きれいに洗って再利用するときに、乾かしますよね?
このとき、口を上にして洗濯バサミに挟んでも、表面だけ乾いて中は濡れたまま。
時間を置いても乾かし方を変えなければ雑菌が繁殖…。
結果、ジップロックを再利用することはできなくなります。
“本当の目的”を意識しなければ、どれだけ頑張っても結果は出ません。

チラシのデザインも同じです。
「とりあえず作る」だけでは効果は出ず、
**「誰に、どんな行動をしてほしいのか」**を明確にして初めて成果につながるのです。

チラシを作ったのに反応がない…その原因とは?

「チラシを作ったのに反応がない…その原因とは?」のイメージ画像

個人事業主や小規模店舗の方にとって、チラシは今でも有効な集客ツールです。
でも「とりあえず作って配っただけ」のチラシは、ほとんど成果が出ません。

原因は印刷の質やデザインセンスではなく――
「目的がないまま作っていること」

目的を決めないと、

  • 載せる情報がバラバラ
  • デザインの優先順位が見えない
  • 読んだ人が次にどうすればいいかわからない

こうした問題が起こり、結局「読まれない・行動されない」チラシになってしまうのです。

ジップロックの例で考えるとわかりやすい

「ジップロックの例で考えるとわかりやすい」のセクションのイメージ画像

少し日常の例で考えてみましょう。

使ったジップロックを洗って、きれいにしたあと、口を上にして洗濯バサミで干したとします。
一見「ちゃんと干してる」ように見えますが、実際には中が濡れたたままで乾かない。

ここでの本当のゴールは「中までしっかり乾かすこと」。
でも、その目的を意識せずに「とりあえず干す」だけでは意味がないのです。

「中まで乾かすにはどうする?」と考えれば、

  • 逆さにして干す
  • キッチンペーパーで拭く
  • 乾燥スタンドにかぶせる

など、効果的な方法が自然と浮かんできます。

チラシも同じで、「目的を掘り下げること」で最適な作り方が見えてくるのです。

チラシは“目的”でデザインが変わる

「チラシは“目的”でデザインが変わる」のセクションのイメージ画像

同じお店でも、目的が違えばチラシの内容やデザインはまったく変わります。

例:マッサージサロンの場合

  • 予約や問い合わせの電話を増やしたい
    → 電話番号を大きく配置。「まずはお電話ください」と行動を促す一文を入れる。
  • 近くにある温泉のついでに立ち寄ってほしい
    → アクセスや地図、施術メニューや価格を中心に。店の写真を載せて「行きやすさ」を強調。
  • 新規のお客さんに認知してほしい
    → 「足つぼ専門」「肩こり改善」など強みをキャッチコピーにして、イメージ写真で印象を残す。

同じお店なのに、目的が違えば「載せるべき情報」も「見せ方」も大きく変わります。

よくある“失敗するチラシ”のパターン

「よくある“失敗するチラシ”のパターン」のセクションのイメージ画像

逆に、目的を決めずに作ってしまうと、こんな失敗に陥りがちです。

  1. 行動につながる導線がない
    →電話番号や地図が小さすぎて見えない。結果「問い合わせ」や「来店」につながらない。
  2. デザインが自己満足で終わっている
    →おしゃれに見えても、目的に合っていなければ伝えたい情報が勘違いされ、読み手に誤解を招くことも…。
  3. 情報が多すぎて伝わらない
    →あれもこれも載せた結果、何を一番伝えたいのかわからなくなる。

こうしたチラシは、配っただけで終わり。
「なんで効果が出ないんだろう」と悩む原因になります。

小規模店舗や個人事業主こそ“目的の明確化”が必須

大手企業のように莫大な広告費をかけられない小さなお店にとって、チラシは1枚1枚が大事な投資です。

だからこそ、
「とりあえず作ったチラシ」でお金と時間を無駄にするのはもったいない。

逆に、目的をしっかり設定して作れば、少ない枚数でも効果を発揮できます。

  • 「平日の昼に来客を増やしたい」
  • 「常連さんに新メニューを知ってほしい」
  • 「イベントに合わせて新規客を呼びたい」

こうした具体的な目的を先に決めておけば、キャッチコピーやデザインの方向性がブレません。

まとめ:チラシは目的から逆算する

ジップロックをただ干しても中が乾かないように、
チラシも「とりあえず作る」だけでは効果は出ません。

大切なのは、**「誰に、どんな行動をしてほしいのか」**を最初に決めること。

目的が明確になれば、

  • 載せる情報が整理される
  • デザインの優先順位が見える
  • 配布方法やタイミングも考えやすくなる

結果として「読まれるチラシ」「行動につながるチラシ」になるのです。

そして、忘れてはいけないのが「どう配るか」という視点です。
せっかく目的に沿って作ったチラシでも、配布の仕方が間違っていれば届いてほしい人に届かず、反応も得られません。

だからこそ、
チラシ作り(目的設計+デザイン)+効果的な配布(ポスティング戦略)
この両方が揃って初めて、チラシは“集客の武器”になります。

「でも、自分で目的を決めてデザインして配布まで考えるのは大変…」
そんなときは、プロに相談してみるのもひとつの方法です。

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たくぽすバナーの画像

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  • 専属デザイナーによる「読まれるチラシ」制作
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